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強度近視の方のメガネ選び|お客様編

みなさまこんにちは! 東京都目黒区学芸大学駅徒歩3分のメガネ、サングラス専門店 ライブラの田中です。 前回は強度近視かたのメガネの選び方のコツをご紹介いたしましたが、今回は実践編というという事でお客様にご協力をいただき記事を書かせていただきます。 メガネのサイズ感のバランスは強度レンズを薄くするという目的だけではなく、フィッテングのバランスにも影響しているという事ができます。

フレームサイズとお顔のバランスを合せれば顔のへこみが改善します

今回のお客様はSさま。 以前はフォーナインズの横長スクエアメタルブロウのフレームを掛けていらっしゃいました。 全体が重く感じ、ズレを感じるが、横に挟む感じを強くすると痛くなるので、そうならないもので探しているというお話でした。 確かにフォーナインズのフレームは柔らかい装用感が特徴で、耳の後ろで引っかけなくても止まるようにデザインされています。 ただこれはお顔とのバランスがしっかりとれている状態に限ります。 バランスが悪いと逆に重く感じてしまい、強く止めないと落ちてくるため、そのようにフィッテイングすると側頭部が挟まれるような感覚を受けて不快に感じてしまうのです。 フォーナインズの横長スクエアメタルブロウ 上の画像をみてお分かりいただけるかと思いますが、レンズの両サイドに明らかな側頭部の段差のような輪郭が見えています。 サイズが合わない状態だとこのような段差がハッキリ出てしまいます そして今回、Sさまのレンズの度数とお顔とのバランスを考慮し、ワンスリーコンパウンドフレームのcfb-07/MBKというモデルのフレームをご提案させていただきました。 それが下の画像です↓ 最初のフレームと比べ、明らかにレンズ両サイドの段差の映り込みが少なくなっているのがお分かりいただけるかと思います。 ちなみにレンズの厚みも、もともと5㎜近くあったのですが、3.5㎜くらいまで抑えることができました。 同じくらいの度数と同じレンズを使っても1.5㎜ほど薄くできました。 1.5㎜というとあまり影響がないように感じますが、メガネレンズの世界ではかなり見た目が違います

フィッティングをすることでもかなり変わります

レンズ両端に写り込む顔の凹みは、目とレンズの距離を適切な位置に修正することで改善します。 簡単に言うとレンズを目に近づければ凹みが少なくなり、目の大きさも自然に近くなります。 いくら度数の強いコンタクトレンズをつけても目が小さくならないのはそのためです。 下の画像はフィッテング前のものです↓少し目とレンズの距離が離れているのが見て取れると思います。 フィッテング前の目とレンズの距離が離れている段階の正面画像です↓ 左下がフィッテング前。右下がフィッテング後の画像です。↓ 一番最初のフレーム違いの画像よりは少しわかりにくいですが、やはりフィッテング後の右の画像の方がレンズ両端の凹みが少なくなっています。 ちなみに今回の新しいフレームの方は鼻パッドが調整できるタイプのものでしたのでまつ毛に当たらないようなギリギリの距離感まで詰めることができました。ただ。理論上の適切な距離は12㎜ですのでこの距離に収めるのが重要です。

ぜひお店のスタッフに聞いてください

いかがでしたでしょうか? 今回は適切なメガネ選びを行うことで、バランスが良くなり顔の凹みや感じる重量まで改善するという内容でした。 ただ、この情報だけではまだ不足している部分もあります。 お客様みなさまのお顔はそれぞれ全然違いますので、より細かい内容はお店のスタッフにお求めいただければ幸いです。 ぜひみなさまのメガネ選びの参考になりましたら幸いです。 S様、この度はモデルとして出演していただき誠にありがとうございました。 この場を借りてお礼申し上げます。 こちらもぜひご参考までに!↓
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