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🏛️ 雨の表参道で出逢った「究極のニュートラル」。YUICHI TOYAMA. 2026年新作展示会レポート|2026 YUICHI TOYAMA. Exhibition Report

みなさま、こんにちは。 東京都目黒区、東横線「学芸大学駅」から徒歩3分の場所にございます眼鏡専門店「Livra(ライブラ)」代表の田中です。

 

私は国家検定資格である「眼鏡作製技能士」として、日々みなさまに「本当に価値のある一本」をお届けするため、技術の研鑽とともに、国内外の優れたアイウェアのデザインに触れることを大切にしています。

 

先日、雨のそぼ降る表参道にて開催された「YUICHI TOYAMA.(ユウイチトヤマ)」の2026年新作展示会に足を運んでまいりました。デザイナーの外山雄一氏が生み出すアイウェアは、ライブラでも多くのお客様に愛されていますが、今回のコレクションもまた、私たちの想像を超える素晴らしいものでした。

今回は、その展示会の様子と、眼鏡作製技能士の視点から感じた新作の魅力について、レポートとしてみなさまにお届けいたします。

今回案内してくれたのはこの方。吉田さん。

 


🕯️ 1. 静寂とモダンが交差する、表参道の特別な空間

会場となったのは、雨に濡れた質感が美しい、クラシックな煉瓦造りの建物。一歩足を踏み入れると、そこには表参道の喧騒を忘れさせるような、ミニマルで洗練された空間が広がっていました。

特に目を引いたのは、空間の中央に配された巨大な「提灯(ちょうちん)」のような照明です。和の伝統的な温かみを感じさせつつも、そのシルエットは驚くほどモダンで、まさに YUICHI TOYAMA. が掲げる「伝統的な技術と現代的なシルエットの融合」というコンセプトを象徴しているかのようでした。

こうした空間演出そのものが、これから手にするアイウェアの世界観を雄弁に物語っています。「和」の要素をそのまま出すのではなく、現代のフィルターを通して再構築する。その繊細な感性が、会場全体に心地よい緊張感と安らぎを与えていました。

 

 

✨ 2. 伝統と革新の融合。際立つ造形美と「U-185」の存在感

今回のコレクションを拝見して改めて感じたのは、ブランドの代名詞とも言える「圧倒的な造形美」です。なかでも、眼鏡作製技能士として特に注目したモデルをご紹介します。

 

  

 

まず、強い存在感を放っていたのが「U-185 COL.04 (Bold Gradient)」です。 上部のブラックから下部のクリアへと流れるようなグラデーションが施された太セルフレーム。一見すると重厚に見えますが、実際に手に取るとそのボリューム感からは想像できないほど、洗練された「軽やかさ」を感じます。

 

 

顔に乗せた際、このグラデーションがお顔の印象をぐっと引き締めつつも、下部のクリア部分が肌に馴染むことで、強すぎない絶妙な「バランス」を生み出してくれます。

また、ミニマリスト・メタルシリーズにおける「インナーリム」や「ダブルリム」の構造も秀逸でした。光の当たり方で細かなディテールが浮き上がり、まるで顔に乗せるジュエリーのような繊細さを持ち合わせています。こうした細部へのこだわりこそが、単なる視力矯正器具としての枠を超え、所有する喜びを与えてくれるのです。

 

下記の画像のリム部分に施された段差のあるカットが特徴的。

この凹凸が正面から見たときの”スッキリ感”を生みながら、フレームの強度を担保してくれます。

 

1990s-2000sのアーカイブに、現代の息吹を吹き込むようなデザインです。

また、90年代のミニマリズムを、現代のバランスで構築し直すような形となっております。

また、下のラインは繊細なメタルラインとセルのコンビネーションが際立つブロータイプ(サーモント)です。

セルが持つ温かみと、細身のシルバーメタルのシャープさ。

この異素材の融合は、掛ける人の表情に知的さと品格を与えてくれます。 特にメタルフレームにおける「インナーリム」や「ダブルリム」といった構造は、光の当たり方で繊細なディテールが浮き上がり、まるで顔に乗せるジュエリーのような美しさを持っています。

クラシカルでありながら今までのサーモントとはちがう、1990sの独特のフェイスが懐かしさと新鮮さの両方の印象を与えてくれます。

 

こちらはシンプルなメタルボストンに見えますが、細部が慎重に作りこまれた存在感のあるメタルフレームです。

一見するとクラシックで知的な印象の丸眼鏡ですが、このフレームの真髄は、繊細なラインの中に宿る「都会的なモダンさ」にあります。

画像のようにパールネックレスやゴールドのアクセサリーといったエレガントな装いに合わせることで、お顔立ちをより華やかに、そして品格高く引き立ててくれます。

 

📐 3. 「かける」ことで完成する美しさ。軽やかなフィッティング体験

 

アイウェアは、置いてある状態よりも、お顔に乗せた瞬間にその真価が問われます。 実際にいくつかのフレームを試着してみて驚かされたのは、その「かけ心地の軽さ」です。

 

  • ラウンド型メタルフレーム: クラシックになりがちな丸眼鏡ですが、YUICHI TOYAMA. の手にかかれば、どこか都会的で知的な印象へと昇華されます。

 

  • ボストン型セルフレーム: カジュアルからフォーマルまで馴染む汎用性の高さがあり、パールネックレスのようなエレガントな装いにも違和感なく溶け込みます。

 

ライブラが大切にしている「人体工学に基づいたフィッティング」の観点から見ても、これらのフレームは非常に優秀です。「前後の重量バランス」が計算し尽くされているため、鼻や耳への負担が少なく、長時間掛けていても疲れにくい。接地面積が適切に確保される設計は、私たち眼鏡作製技能士が微調整を施すことで、さらにそのポテンシャルを引き出せると確信しました。

 

🤝 4. デザイナーの想いに触れる。プロダクトに宿る「人の熱量」

 

会場では、デザイナーの外山雄一氏をはじめ、スタッフの方々と直接お話しさせていただく機会がありました。

 

制作の背景にあるストーリーや、1ミリ、0.1ミリのラインに込めたこだわり。それらを直接伺うことで、目の前にある眼鏡が単なるプロダクトではなく、多くの人の情熱と技術が積み重なって生まれた「作品」であることを再認識しました。

 

YUICHI TOYAMA. のコンセプトである「Neutral(ニュートラル)」。

それは、掛ける人の個性を消すのではなく、むしろその人自身の新しい表情を引き出し、日常を豊かに彩るための「余白」のようなもの。その真髄に触れられたことは、私にとっても大きな糧となりました。

 

こちらはかつての元同僚の人たち。

 


🤝 最後に:学芸大学のLivra(ライブラ)で、新しい自分に出逢う

今回の展示会で出逢った新作たちは、今後順次ライブラの店頭にも並ぶ予定です。(6月~9月にかけて)

目黒区・学芸大学駅近くにお住まいのみなさま、そして本物志向のアイウェアをお探しのみなさま。 「眼鏡を新調したいけれど、自分に似合うものが分からない」 「デザインだけでなく、かけ心地の良さも譲れない」

 

そんなお悩みがあれば、ぜひライブラへお越しください。

どんなに優れたデザインや品質のフレームであっても、「精密な視力チェック」と「緻密なフィッティング」が調和して初めて、その真価を発揮します。

ライブラでは、単なる視力測定に留まらず、目の連動性を整える「両眼視機能検査」と、人体工学に基づき頭部の骨格に寄り添う「最適なフィッティング」を徹底しております。

国家検定資格を持つ眼鏡作製技能士が、YUICHI TOYAMA. をはじめとする選りすぐりの眼鏡の中から、みなさまの骨格やライフスタイルに合わせた「黄金バランス」**の一本をご提案いたします。

 

雨の日の表参道で感じたあの感動を、今度はみなさまに店頭でお伝えできる日を楽しみにしております。

みなさまのご来店を、心よりお待ちしております。